05Money
23/25 日歩と年利との関係(利息制限法の上限金利15%~20%)

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
日歩と年利との対照表です。 ■利息制限法▲第4条の1.46倍とか,消費者契約法▲第9条▲第2号の年14.6パーセントの意味を理解するためには,年利だけでなく,日歩の意味を理解しておく必要があります。 ■年利に,不思議な小数点が現れたときには,この表を見てください。不思議な少数点の意味を理解することができます。 ■なお,日歩は,100円の元本についての単位が,「銭」となっています。 ■銭という金銭の単位は,100分の1円のことで,昔は,そういう硬貨も存在していました。 ■現在では,「銭」という硬貨は存在しませんので,皆さんは,元本を1万円へと変更し,そのときの利息が何円になるかと考えると,日歩を「セン」の単位ではなく,円の単位で実感できます。 ■つまり,出資法で絶対的に禁止されている日歩30銭の金利とは,単位を円に変換して, ■1万円を借りると,1ニチ当たりの利息が30円のことだと理解すれば,実感が持てるでしょう。 ■日歩30銭の場合,1万円借りると,1ヶ月の利息が300円, ■1年で,利子だけで,元本を超える1万95円へと膨れ上がります。 ■出資法が,年利109.5パーセント(日歩30銭)という高利での貸付に対して,すべての金銭の貸付者に対して,厳しい罰則(すなわち,5年以下の懲役,または,一千万円以下の罰金)を科しているのは,以上の理由に基づいています。